何年前だったか

世界悪女大全 淫乱で残虐で強欲な美人たち 桐生操(ISBN:4163650504)文藝春秋2003/06/15

世界悪女大全 淫乱で残虐で強欲な美人たち
映画で「王妃マルゴ」を観た時、主人公である王妃が
「男なしの生活の生活なんて...」と呟くシーンがあり、何言ってんの?と
観ていたら、王妃の恋人が替わっていくように見えたけど、私が
外国人の顔をマトモに判別できてないからか?と思っていたが、そうでは
なかったようだ。
でも、11歳にして3人の愛人がいた、と言われているのは、どうかと。
彼女は、兄が初めてという説があり、男性遍歴を指摘された際に
「貴方が教えたんじゃないの」と言った、などが掲載されている。
●中国編では
太后西太后の残酷ぶりだけでなく、則天武后のエピソードが
インパクトある。膣が大きいので、巨根自慢がいたら引っ張って来た、などと。
権力の座にはいなかった女性部門では、唐の時代、河間の女として知られた女性は
「良妻賢母だったが、親戚に犯されてから、男性を引っ張り込むようになり
夫が邪魔になって殺し、2階でイタシながら1階の門を通る男性を物色」と
紹介されている。
他、悪女というよりも、「世間で騒がれた」女性の話も載っている。
ロダンの弟子、カミーユ・クローデルのエピソードは哀しい。