男の裏顔 女の裏顔―自分のヒキを強くするマル秘テクニック

男の裏顔女の裏顔: 自分のヒキを強くする−テクニック 頼朝 2007.3 河出書房新社 ISBN:9784309244136

これは男性向けのモテ本。
初めに、これは「年齢=彼女いない歴」な人向けではない
理由が、ちゃんと書いてある。
説教とカウンセリングの違いについての項が気になった。
女性に助言を求められ、アドバイスしたものの感謝されずに、
「そんなん解ってる(けど出来ないから
困ってるんじゃないか)」とスルーされたら、
どうするか?の、具体例は示されていない。
漠然と、「相手が自分で答えを見つけられるように話す」
のがベスト、と読める(私の誤読の可能性は高い)
部分があったけど、それができる人は、そもそもモテ本を読まないんじゃ?
他、フト思った――
説教されることに慣れた人は、説教する気がなくても
説教な口振りになってしまった場合、
「説教するな」と指摘されても
こんなん説教のうちに入るか!
これを説教と感じるのは、お前が御仲間とばかりつるんでいるからだ、
と受け入れない可能性があるのでは。
そこら辺、もっと掘り下げてほしかった。

著者が入院中、たくさんメールをもらったエピソードをもとに
『引き』についての話が一番面白かった。