女性から男性になった著者

ぼく、ちょっと前までおんなのこ

ぼく、ちょっと前までおんなのこ 西野とおる ブックマン社 2009.8 ISBN:9784893087201

男性から女性になる人より、女性から男性に
なる人の方が少ないので、本屋で
著者の名前を見た際、
「あれ、能町さん*1
ブログに出てきた人では?」と思ったら、そうだった。
学生時代は、女子用の制服というエピソードにて、
「じゃあ、スカートを履かされている、と
意識しないために、下にジャージ履いてたんですか?」
と他人に言われるが、当人は、
「いや、俺は男だよ?スカート履いたからって
女にならないよ?」的な、
女子を演じないといけないのか、な苦脳はなかった風
漫画が面白かった。
学校に、スカート履いてる男子がいる・・
みたいな学生生活だったんだろな〜と想像してしまった。
異性の格好したくない、と悩んでる人と、自分を
対比することなく、自分のケースを貫いた漫画で
清清しい。*2
共学だけど、男子よりも、清潔感保ちつつ
ちょい悪だった自分の方がモテた様子描写とか。
大人になってから、
男性陣達とフーゾク行ったエピソードでは、店の女性は、
著者だけ違う、などとならず、性器小さい男性と
して接した、というコマ*3を見て、こういう方法だと
隙間(?)できたりせず、プレイが可能なのか、と感心した。
読後、
「どうしても女性だったと思えない感じの男性、と
言うより、思っきりヘテロ男っぽい」と感じてたんで、
後日、ビデオで絡みも演じた、と知った時、意外だった。
www.caribbeancom.com/moviepages/022709-997/index.html(18禁)
あれ?もしやコレは・・思ったら、やはり そうだった。
toruuu.dtiblog.com/blog-entry-393.html

*1:d.hatena.ne.jp/nomuch/

*2:勿論、悩んでる人よ、悩むな、って意味ではない

*3:コツが解る程、精密に説明されている訳ではない