すべての女は美しい―天才アラーキーの「いいオンナ」論 荒木経惟(ISBN:4479011382)大和書房2001/06

すべての女は美しい―天才アラーキーの「いいオンナ」論
「写狂人日記」の写真展では1518枚のポジを並べてルーペで覗く、という
展示方法だったと説明があり、

その中から8点選ばれ、「どうなんだ」って言われたら
ワイセツ」って言うしかないでしょ。
それが芸術なんて言わないよ。オレの日記の一コマだから。
でも部分だけ抜き出して、何だかんだ言う方が猥褻なんじゃないか

アラーキーの弁が掲載されている。
パルコでの「エロトス展」でのパンツも、ワイセツ図画販売で摘発だった際、確か
売り子のオネエさん(パルコの店員なのか、その企画展だけの売り子さんだったかは
知らない)まで警察に連れて行かれた件については、触れられていない。
当時、
「連行されたの、この日に偶然シフトが来た、バイトのオネエさんだったら
本当にショックだったろうな」と思ったものだった。