井上貴子さん*2が出産されていたなんて

私も「ヴィジュアル系」だった頃。

私も「ヴィジュアル系」だった頃。 市川哲史 2006/04 竹書房 ISBN:481242643X

エルマガに勤めていた時もあったとか。
藤井麻輝目当てで手に取る。
あのプロデュースは気が進まなかったのか・・とか
藤井さん、卓球嫌いなのを明言されていて、相変わらずだなぁ、と
思いつつ頁をめくる。
ビジュアル系に入れられていたことで、レコード会社の人に
「広告出すなら、WIREDにしましょうよ」と案を出したのに
「それ誰が見てるの?」と採用してもらえなかった*180年代終わりの話
は切ない。本人達は、全く切なさそうではないけど。
この本は「私『も』」の「も」に重きをおいた本だと
よく解るようになっているなぁ、と読み進めていくと、最後に
「こういう本を作ろうと思っているんですけど」とインタビューを申し込んで
TMRの事務所から断られた話も掲載されていた。
断り方によっては、いい感じになったと思うのに、残念だ。
なるともファンの直太郎、なるともに「後日、事務所サイドから“お断り”をします」
エピソードみたいだったら、微笑ましかっただろうに。

*1:日本版が出たばかりの頃