狂言を習っている人も演じる曲、「しびり」。

遠くへお遣いに行かされるのが嫌で、仮病をつかう太郎冠者が
してやられる内容。
今回の中では一番単純な話で、レクチャーの際も
「それだけの話でございます」と言われていたけど
間合いが絶妙で、今回の中で一番面白かった。
「親譲りの『しびり』でして、中々治りませぬ」と
言いながらも、御馳走が食べられたのに・・と聞くや
しびりは治した、と言い張る太郎冠者。
「おい、しびりよ」と自分の脚に真面目な顔して命令し、治す
サマを目にして、なかやまきんに君
「おい、俺の筋肉」とギャグをやっているのを連想してしまった。