2006-01-24から1日間の記事一覧

この曲で萬斎が煎物売を演じた

あまりやらないけど「つまらないわけではない」と説明しながらも 説明が進むうちに、そのままだと面白くない*1から、演出をした、と 萬斎が言っていた「煎物」。 祭の当人(世話人)が結構な御年なのに、軽々と側転される場面が あり、驚いた。 ・・・私のこんな…

狂言を習っている人も演じる曲、「しびり」。

遠くへお遣いに行かされるのが嫌で、仮病をつかう太郎冠者が してやられる内容。 今回の中では一番単純な話で、レクチャーの際も 「それだけの話でございます」と言われていたけど 間合いが絶妙で、今回の中で一番面白かった。 「親譲りの『しびり』でして、…

「4つ足の生き物は、ほぼ同じ(恰好)なので

言われないと何か解らない」と説明されていた、 戌が登場する初めの曲*1は「犬山伏」。 後見人とは、舞台において何をする人かも知らずに見に行っていた。 解説を一応読んだことはあるものの、忘れた為、 「この曲では太鼓の人が出ないのに、初めから何故 三…

1月20日に行った狂言

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野村万作の独吟「雪山」より始まる。その後、 詞章・語句解説が書かれた紙*1が お客さんに入場時に渡されていて、それを踏まえた解説と 新年の挨拶を野村萬斎がした。 始まるまでは、狂言鑑賞が全く初めての人と、常連さん、 どちらも満足させるようにレクチ…