週刊文春にて

片山さつきvs中村うさぎ 縦横無尽に語りまくった「オンナの90分」は
ハムスターの話は削って、その分他の話をして欲しかった。
LVMHグループは、日本で言えばトヨタ並みに安定企業なのに
ファッション産業→女性だけのもの、と見ている政治家が多いのは
どうかと思う、という話などを。
セクハラ、という言葉が知られるようになる前、
バリバリ働いていた時分に
「身体で仕事を取っていると思われているから、結婚したら
ソレはなくなるのか、と思っていたら、今度は
『ダブル不倫になるから、罪悪感が湧かなくて良いよね』的な
アプローチをしてきた人がいて呆れた」
(うさぎ談。こういうニュアンスであって、こんな発言ではない)
などの話が上がるが、かといって
そんな話がメインにならないように話を進めているのが見事だ。
対談の中で、セクハラにどう対応したか、が一番印象に残るように
仕上がったら、後の仕事に少し影響が出るかもしれないし
かと言って「セクハラ話をサッサと終わらせるよう」イカにも
編集しました、な対談だと
「オフレコでは、何言っているんだか」な勘ぐりに遭う可能性もある。
が、そんな感じは一切なく、まさに「縦横無尽に語りまくった」感が
残るような記事だった。
他、加藤鷹小泉首相に提言として
HIV対策にもっと力を。コンドーム推進だけではダメ。
人と人とが、生でコミュニケーション力を培わないと」な発言と
ゴールド・フィンガー潰された報道に対しての返事、
「5時間で治ったから大丈夫」が掲載されていた。