厳密にホームズ本を検証して作られたレシピではない

semi2012-03-21

シャーロック・ホームズ家の料理読本
Fanny Cradock(ファニー・クラドック)
訳:成田篤彦 1981.3.27
晶文社 ISBN:4794959265
ヴィクトリア時代の、イギリス料理
レシピ本。ホームズ氏お気に入りの料理
って項はあるものの、
「これはホームズ本の○○の回に出てきた
料理」という風には、あまり主張されていない。
変質したバターを戻すには、とか
家具のつや出しなど、くらしの知恵の頁は
役立ちそうだけど、
雉のカットレット-パンドラ風 等が、
特に凝った料理としてではなく他料理と
同列で出てきたりして、実用的なレシピ本ではない。
公爵閣下に お出しした去勢鶏の茹で方…
って、普通の鶏の茹で方と何が違うのか、
私には解らなかった。
一番難易度が高いのは、
ラムの脳味噌のすましバター漬け だろうか?
そもそも、ラムの脳味噌って簡単に買えるの??