2003-10-29から1日間の記事一覧

師宣は武家、西川祐信は町方社会

というのは、「ハリ型の使用法をカタログ化した」ため →実践向きだから、町方か......。 新金本割の説明で、祐信作「色ひいな形」の「よめ入新地」の図にて、 家の扉に男が石を投げつけているのは、婚礼の夜に近隣者が 「石で打ち固める」という縁起を担いで…

「児女のかたらい」って作品の少女は

何歳なんだろう。 春画は、交合以外も描いている事を著者は紹介している。 事後の恥じらいとか。 「事前」の恥じらいでない処が、描かれた人間の、関係性を匂わせてよい。

菱川師宣作「於佐奈那志美(おさななじみ)」って

春画で読む江戸の色恋―愛のむつごと「四十八手」の世界 白倉敬彦(ISBN:4896917383)洋泉社 2003/06 現代にも通用しそうな当て字だ。 現代の、無理矢理っぽい描写が多いポルノと比べると、特徴としては 後懸(あとががり。授乳しつつコトをイタス)の絵が、春画…