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『曹洞宗檀信徒意識調査報告書
2012』が発刊されたというので
見せてもらった。曹洞宗としては
3回目の檀信徒意識調査であり、
全国調査としてはおよそ30年ぶり。
総合研究センターの労作である。
現代人の宗教意識を知る上で、
曹洞宗檀信徒限定調査で
ありながら非常に重要な示唆を
膨大に含んでいる。
https://twitter.com/bowwowolf/status/460411789860020224
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例えばこれは
「どのような宗教に関する事物
・行事に親近感を覚えるか」と
いう表だが、クリスマスや念仏・
題目、坐禅への親しみ度が
意外なくらい低い。また
イスラム教と新宗教は低すぎる
気もするが、6500人超の調査
としては見過ごせないものがある
pic.twitter.com/w1cHLjyp75
https://twitter.com/bowwowolf/status/460412677332824064
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また葬式(葬式仏教)についても、
世間で叩かれてるほどには
嫌われてないということが
当調査においては示されている。
ただ1点を除き。その1点とは
「葬儀費用」で、これに不満を
覚えた人は14.5%もおり、例えば
葬儀社の対応や僧侶の儀式執行に
不満を持った人が殆どいない
のに比して明らかに多い。
https://twitter.com/bowwowolf/status/460414187315802112
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であれば、だ。宗教者・葬儀社が
葬式仏教を延命させるために
どういったことをすべきかは
おのずから明らかだと思います
がね。ちなみに将来、檀家制度
存続を予想しているのは4割程度。
興味ある人は、あとは曹洞宗の
寺に行くなり、駒澤大学や
愛知学院大学の図書館に行くなり
して見てください。
https://twitter.com/bowwowolf/status/460414712170049536
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こういった大規模調査は、
他宗では浄土宗や日蓮宗、浄土真宗
本願寺派、真宗大谷派などが行って
いる。やはりこのあたりは伝統
教団の強みで、創価学会や真如苑、
立正佼成会などが信徒に対して
大規模調査をやっても
なかなか公表は難しいだろう。
これ、立派な社会貢献ですよ。
https://twitter.com/bowwowolf/status/460415601949679617
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あくまでも調査であるので、
こういうのは他の調査(例えば
庭野平和財団、國學院大學、日本
消費者協会など)とつき合わして
色々考える材料にすべきなんです
よ。一つの調査だけを絶対視すると
逆に判断を見失うわけです。
https://twitter.com/bowwowolf/status/460416202959888388
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ところで私も「葬式仏教」という
言葉を肯定的に使う者だが(語呂も
いいし)、本当は私は年回法要や
慰霊祭、ペット供養などを含めた
「死者供養仏教」と呼ぶのが正しい
と思っている。無論死者供養の中で
葬式が占めるウェイトはデカいのだ
が、死者供養は葬式だけでは
ないはずだ。
https://twitter.com/bowwowolf/status/460417724993138688