養育費算定表てこんなにシンプルなん?

男の離婚読本 改訂2版―損せず別れる
男の離婚読本:改訂2版 損せず別れる
飯野たから 自由国民社 2011.11 ISBN:4426113687
家名義が旦那だからって、ローン借金は
旦那だけが払うんじゃなく、借金引いた残りが財産分与の対象。
平成20年4月からの離婚では、自動的に分割される
が、それまでの年金については、当事者の合意か家庭裁判所の決定が必要。
退職金規定が変わった場合や、土地家屋の値下がりも計算したら、熟年離婚は得じゃない、と嫁に諭す頁が、
男性向けと銘売ってる離婚本の中で、一番需要高そうな気がした
けど、特別に紙片を割いてたりはしなかった。
老老介護でいざこざ→離婚 で扱われてる事例の
アッサリ具合に、書き手の
「嫁任せなんは仕方ない。仕方ないものは仕方ない」て感覚が伝わってくる。
たった一度の浮気で離婚を認めるのは酷でしょう、て
よう書いたな…と読んでくと、
裁判所も継続的な場合に初めて不貞として
離婚請求を棄却した例が載ってる。
結婚前の悪行がバレて離婚なった
気の毒な お父さん、と挙げられているのが、
嫁に梅毒移した事例…て、そこまでいって、
お父さんが気の毒なんかい。
裁判所曰く、「感染の可能性高いのは予測できた筈だから、適切な診断を受けるべきだった」と。
不倫した嫁側からも、夫に財産分与請求できる、というのには驚いた。
事実婚の財産分与は、嫁の貢献度を期間で計る
…て、貢献してもらった側が「
あいつが勝手にやった。忙し過ぎて、止める間がなかった。
勝手にされたんだから、貢献してもらった覚えはない。
むしろ、俺の用意した金品をいじくり回す
権利を結構行使できたんだから、それで礼はあらかた済ませた」などとゴネだしたら、
どこから貢献と見なされて、貢献の時期始まったとカウントされるんだろうか?