「その河をこえて、五月」を鑑賞

semi2005-06-15

平田オリザは、最後挨拶に出てこないんだ・・・・・・。
彼の劇団は、演劇にありがちな、大げさな表現をしない&
普遍的なテーマを扱っていると聞いていたので、期待して
初めて(神戸で観るのも初めてながら、遠出までして演劇を
観に行ったことがない)神戸まで観に行った。
・・・・・・確かに、普遍的だ。セリフも動きも、とても「日常」で、
ここまでくると、何をどう良かったか表現するのは難しい。
「日常」を描きながらシミったれているワケでもなく、場面は
ほとんど普通〜ばかりが続くのに、ダレないよう演出するのは凄い、
くらいしか言えない。
あと、あまりに普通の日常であり過ぎるので、TVやビデオで見ても
この良さは伝わらない気がした。