北原白秋の

「母ちゃん、帰らぬ、さびしいな。金魚を一匹絞め殺す」
「まだまだ帰らぬ、くやしいな。金魚を二匹しめ殺す」
西条八十は、↑コレを残酷だとして批判したが、白秋は
子供の持つ残虐性なものは、成長の一面であって、詩である、と
見做した。

大人の童話・死の話 森崎和江 叢書 死の文化2 ISBN:4335950225 弘文堂 1989/01

これに収録だったかな?