美輪明宏は割と好きなんだが......

いや、好きだからこそ、私にとってガクッとさせられる
発言をしてる人として、それ等の一々を、記憶してしまう対象になっている。
揚げ足を取りたいのではない。
「せっかくの実績が台無しだ......」と、反応してしまうのだ。
某雑誌にて、新刊の紹介する際の言にはガッカリした。

1000円のコーヒーを飲んでも、おしっこになって流れていって
しまいますが、本は残ります

普段、「食べるモノや着るモノ、聴く音楽など、その人を取り巻く、
ありとあらゆるモノが、人間を形成している」と明言しているんだから。
確かに1000円のコーヒーって、大概のケースは暴利だが、自信があるなら、
そんな引き合い自体、要らないだろう。
「残るから良い、と思っている」と見られる可能性も出てくるし。
ヨイトマケ」は労働歌だから、豪華な格好をせずに歌う心意気を
変えずに、3ヶ月程前、NHKにて、ノーメークで歌っていた姿には、
勇気ある!*1と好感を持ったし、
別番組でミッチ−を褒めた時に
「彼はデカルト、カント、ショーペンハウエルを理解している」と言って、
懐かしい知的アイテム(?)を視聴者に思い出させるなんて、素敵だ、と
見ているものの、
デカンショって、何故ハッタリ道具だったんだ?ヘーゲルニーチェ
レーニンじゃない理由は?」と思う程度の、私が言うべきでないか。
理由もなく、ショーペンハウエルは、前者二つより本が売れてなさそうな
思い込みがあるんだが、
ショーペンハウアーと、表記にバラツキがあるから」
でないのだけは、確かだろう。

*1:吉幾三みたいだった