サイエントロジーの創始者を

モデルに教祖と信者の関係を濃密に描く映画『ザ・マスター』(監督・脚本・製作: ポール・トーマ ス・アンダーソン)を鑑賞した宗教団体ひかりの輪代表で、元オウム真理教(現アレフ)の信者でもあった上祐史浩氏が、教祖と弟子の関係について語った。
http://m.cinematoday.jp/page/N0051813
弟子がマスターの中に自分の投影があることに気付き、マスターが弟子の中に自分の投影があることに気付けば、お互いに解放されるのではないか、ということでした。それに気付かないうちは、その類似性がゆえに、二人は過剰に惹かれ合 い、または、酷く憎み合う(近親憎悪)。それに気付けば、マスターとしての慢心や、弟子としての依存から解放される。そして、縁のある人全てが、何かしら自己の善や悪を投影した、 教師や反面教師に見えてくる。それこそが本当のマスターではないでしょうか。その意味で、 偽りのマスターに依存せずに、本当のマスター に出会うかは、自分自身の心の持ち方にかかっているように思います」