歌川国芳鑑賞

作品名と作者が一致するのが
「みかけハこハゐがとんだいゝ人だ」
だけで、○○も国芳だっけ、他の浮世絵師
のような気もする・・程度の知識*1
天王寺の会場へ。
脂肪や筋肉の描き方より、刺青の描き方が
気になるな・・と眺めながら、
第一会場隣、第二会場へ。
14人の身体で35人いるように見える作品
http://educators.mfa.org/objects/detail/255075
・・が、種明かしされててるのに、じっと見ても
14人に見えなく、少しショックを受ける。
狸のだんぶくろに押しつぶされてる猟師が
金魚の影絵に見える図・・を教科書で見て、
国芳を知ったことを思い出した。
猫の「かつを」当て字
http://www.britishmuseum.org/research/search_the_collection_database/search_object_details.aspx?objectid=3277518&partid=1&searchText=Utagawa+kuniyoshi&numpages=10&orig=/research/search_the_collection_database.aspx¤tPage=94
は現代的だ。擬人化の作品は、特に現代にも
通じると感じたんで、将棋の駒の擬人化は、
顔も擬人化して欲しかった。
この時代の作品には、
幽霊(怨霊)とお化け(妖怪)はいても、
亡霊は西洋的(?)だからいない、と
思ってたけど違ったのね。

*1:浮世絵師≒一つくらいは、枕絵が展示されてるんじゃないのかと思ってた。無かった