屁一つで村全滅

ロシア民話で、そんなんあったような・・と
思ったら、栃木県の昔話だった。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1667730.html
子供の頃、私が読んだのは、バッドエンディング版
じゃなくて、おならで吹っ飛ばされた亭主側に
即効で離縁を言われ、実家に戻ろうとするも、
泥棒(結婚式のご祝儀狙い?)を おならで足止め、
庭の柿を吹き落とし、収穫作業をテキパキと
終わらせるなど、活躍もしたから、まぁいいか、と
離縁せずに済んだ、て話だった気がするが・・。
内容は違うけど、他にも子供心に
「昔話に出てくる嫁って、海外のおとぎ話に
出てくる花嫁とエライ違うな」と記憶に
残っているのは
くわずにょうぼう―日本民話 (おはなしのたからばこ 15)

くわずにょうぼう 二宮由紀子/文 下谷二助/絵 フェリシモ  2009.11 おはなしのたからばこシリーズ 15 ISBN:9784894325043

何故か、題を「米食わぬ女房」だと思ってた。
ウチの息子の嫁に、めっちゃよう働くけど
全然食べない嫁がこないかな〜と
姑さんが思ってたら、ある日、そんな嫁が来る。
隠れて食べてる様子でもないけど、食料が減ってるから
やはり食べてるんじゃないか?と夜中に見張ったら、
嫁は口から物は食べないが、頭の後ろをパカッと開け、
色んなものを喰らい込んでいた・・・
ていう、
「めっちゃよう働くのに食べない嫁なんて、化け物じゃ」と
姑さんを諌めるオチだったような。