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オッパイをとったカレシ。 (KC デザート)

オッパイをとったカレシ。 (講談社コミックスデザート) 芹沢由紀子 2002/12/13 ISBN:4063411966

十代向けに、
「女性として生まれてきたが、性自認は男性」の主人公が
自分の道を選ぶ漫画になっている。
絵柄が「美形で生まれていて、アドバイスくれる先輩も美形」だから、
レビューに「現実は甘くない」とあるが、
この媒体でコレを出す意義は、
「真剣に悩んでても、周りに相談できそうな人はいないし、
『手術して解決すると思うな、現実は甘くない』って言ってきそうな
人が多い現実に、一生向き合わねばならないのか、と思うと
それも悩みだ」って境遇の人に
自分で決める、とは どういう事か
を示す為じゃないの? だから、もっと深めの資料は、漫画の終わりに
リストが示されているわけで。
性別を変えたら、職業は水商売しかない訳ではない、のを
水商売を貶めない形で示しているのが、この漫画で一番好印象を持った。