月刊SEMBAに昭和61.1〜62.12月号まで載ってた物を書き改めた

semi2007-07-08

芸人女房伝 島崎恭子 1988.5 集英社文庫 ISBN:4087493369

●元正司玲児夫人・正司敏江
仕事と結婚、どっちにするんだ、と言われ、結婚を
取ったら、松竹社長に舞台を下ろされた経緯。
夫と当時17歳の付き人がデキて離婚。
西川のりお夫人、セーラーズを着ている?
●桂町丸時代の桂ざこば、結婚式の夜に帰らず。
月亭八方の長男、「パーでんねん」を作った
桂米朝
小米だった枝雀さんが内弟子だった頃。
掃除機持ったままネタくり。仕種をつけてやるもんだから、家中のガラスを割る。
桂枝雀
若い時に鬱になった&どう治したか。
横山やすし
嫁と浮気相手の電話の合図が同じだった。
人生幸朗
コンビ組んで三か月後に所帯を持った。
幸朗を取ったことになっている、生恵幸子さんには当てつけで仕事こない…。
質屋で質草が流れた苦労話もハードだけど、
ヒロポンだけは切れたことない。(略)ツケでまわってくる」。という豪胆さといったら!
しかし、一番強烈だったのは堕胎について。

一年に二回堕ろしたこともありますし、七ヵ月、八ヵ月になって
おろしたこともあります。(略)一回なんか、明日仕事あるから
どうしてもその日におろさなあかんかった。先生が
゛これはあかんわ、足片一方しか出えへん、もう一遍入れよ゛て
言わはったけど、゛何とかしとくなはれ゛て頼んで、
バラバラにして出してもろた記憶あります

・・・・・・。
幸朗師匠のために、遊郭に「これから行きますから、いつもの娘、お願いします」
と電話したことなど。