SMに市民権を与えたのは私です 団鬼六 1995.5 勁文社新書シリーズ ISBN:4766922107 注記: 「蛇のみちは」(白夜書房 昭和60年刊)の改題改訂

ほう、と思ったのは、関西と関東の縛師の違いについて。
他は「鬼六のセンスって、持ち上げられ過ぎ」としか思えなかった。
長年SMに携わっていて、責めについて語るなら、もっと
強弱と言うか、話に緩急つけるなど、一工夫あっても良さそうなのに
「こうやって責めて責めて・・・」な、ワンパターンにしか感じられない。
先駆者としての功績は称えても、それ以上に称えるのは
遣り過ぎに感じる。
そもそも、SMに一過言あるなら
「その褒め方はつまらない」とか、そろそろ言い出してみてもらいたい。