作中、一揆という言葉が出ると、毎回「(プッチ)」と添えられているのは、
ルビを振る為ではなく、日本語から想像するものとは違う
一揆の概念が、独逸にはあったのだろうか?
そういう気になる事があっても、まずは
「1944.7.20に爆弾入りの鞄を足元に置かれたのに、何故ヒトラー
カスリ傷程度で済んだんだろう」「イープルの戦いでガス弾の攻撃を受け、
失明同然になったとあるが、いつの間に治ったんだろう(完治は
しなかったのかもしれないけど)」などと些細な事に(ばかり)囚われて
しまい、肝心な中身をあまり理解できずじまい。
歴史の流れは、この作品で読めても、どういう演説が
人心を掌握したのかは描かれていない。
そういう部分は、表現として漫画よりも演劇が向いていそうだ。
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