男子性機能障害―正しい知識と診療の実際 白井将文(ISBN:4815916055)永井書店2001/06

データブック NHK日本人の性行動・性意識 からの引用が、そこそこあった。
↑は、アンケート内容よりもアンケートの回答が、有効回答かどうかを証明するのに
結構頁を割いていたのが印象的。あんなに
「このアンケートは、適当ではない」事を示そうとする本は、目にしたことがない。
で、(ISBN:4815916055)は、「リューブゼリーって登録商標だったのね」
バイアグラを処方するかどうか、性機能を調査するには、こんな質問されるのか」
「透析治療を受けている人と、健康男性の比較にて、30代男性は二週間に一回も
性交する人が33%もいて、それが一番多い*1とは!」
「国際勃起スコアInternational Index of Erectile Function)って、まんま
なネーミング」
「ED専用カルテには、性知識の欄があるって事は、仕方を患者に尋ねるの?」
「都市伝説のように、看護士が本当にEDかどうか、触るっていうのは、やはり嘘で、
医者に、球海綿体筋反射の状態を診られる」
「陰茎海綿体注射の説明にて

針が海綿体に入っていれば抵抗なく注入できる。抵抗がある場合は白膜を
貫いてないか、もしくは海綿体を通り越している可能性があるので
針の深さを調整して適当な位置まで入れ直す

って、怖い......((((;゜Д゜)))」
「ノン・エレクト法の説明にて『(相手の女性の)柔らかさ、温かさを楽しむようにする』
って、医療用でも、こういう表現なんだ・・・」などと思いつつ読む。
こんな↓メモが、自分のはてな日記用メモから出てきた

ので、この本を取り上げてみた。

*1:「慢性腎不全と性機能障害」からの引用