肉布団

はまぞうでは、こっちの訳が見つかりました。

完訳 肉蒲団 人見憲太郎 ISBN:4195984858 徳間書店 1988/03

完訳って...他の訳では、何が省略されていたのだろう?
白文に、日本語の説明がついて、独特の言い回しを読めるんじゃないかな〜と
中を見たら、特にコレといった感じはない。表紙があからさまなのには閉口した。
性器にコンプレックスを持っていた主人公が、簡単に(しかも、ありえない方法で)
サイズを変え、妻を放っておいて、女性を漁りに出掛けるシーンが呆気なさ過ぎて、
拍子抜けした。こういう場面でこそ、会話の妙があるかと思ったのに。
金瓶梅といい、中国の男色(メインではないが、チラっと出てくる)は、
お稚児趣味なのか...と思わされた。