大槻ケンヂ曰く、「女子用のBOMB」。

うまい事言うとは思っていた
が、その大部分の消費者である女子は、雑誌BOMB自体を知らないんじゃ
ないかな。知ってるからって、どうって訳でもないけど。
ビジュアル系満載の某誌は写真重視だから、作り手が掲載文を
よく読まないのか、それとも若さ(勢い?)を重視してるからか、
「格好いいコトは何て格好悪いんだろう」な、代物に出会える場合がある。
いや、これはビジュアル系に限った話ではないな。
多くのバンドがヤる、「狂」「死」を連想させる演出が格好イイというのは、
もはや伝統芸の一つとして、それでもやるなら、新しい型を示して欲しい。
市川猿之助と言えば、「スーパー」歌舞伎であって、本来の歌舞伎とは別
(伝統でない、のが本来の傾き者なんかな?)という姿勢を持っているように。
*1
昔より精神病が身近になった分、今更「狂」を示すなら、プラスαを
感じさせてみたい、と表現者として、思わないんだろうか。
それがないと、本人達にとっては「昔ながらのネタ」へのオマージュだけど、
関心がない人にしたら、パクリにしか見えないんだから。
ビジュアル系のイメージを逆手に取って、光GENJIのカバーをLIVEでやった
バンドもいたが、それは逆手に取っただけだなぁ......。
最近興味を持ったのは、DEViL KiTTY。
http://devilkitty.cool.ne.jp/
「奇形の2ちゃんネラー」と「秋葉原ポシェット軍団」は聞いてみたい。
以前、ツチノコ・シェイクスってバンドがいて、名前だけが私の記憶に
残ってるが、「らしからぬ名前なだけ」の存在だったんだろうか。

*1:伝統的な演目もしているかもしれないが、歌舞伎ファン以外はソレを知らないと思う