使ってわかるハーブα媚薬百科 橋本竹二郎 ISBN:4336040362 国書刊行会 1999/01
この本では媚薬扱いされている*1くらいだから、コレ！という物はない。
家族で使うハーブと共に、かつて媚薬とされた物が紹介されている。
ダミアナ(トルネラ茶)が性的興奮をもたらす、などと
媚薬本ぽいのも紹介されているけど、
「健康食品店で売っています」と素気ない・・・・・・。
参考にすることを目的とするより、読み物として見る本なんだろう。
「ネロリとは、オレンジの花の精油*2」
「園芸種のカーネーションの祖先であるジリーフラワー*3は夜もイイ香りがする」
「ジュニパー(西洋ネズ)はジンの風味付けにも使用されている。浴槽に入れる時は、
5滴垂らす。子宮収斂作用があるので、一ヶ月以上連続使用禁止」
「カンタリス(スパニッシュフライのもと)は、中国に産するツチ
ハンミョウ科の昆虫、マメハンミョウを乾燥させて、粉末状にしたもの。
薬効の点で優れているのは、羽の部分に縞のあるマメハンミョウ。
尿路を刺激する」
「エリンジウム(エリンゴ)の枝を持って男に近づけば、恋人はあなたから離れなくなる、
という言い伝えがある*4」
「ホホバは、直鎖の単分子構造を持つ、地上唯一の植物性液体ワックス。
だから、凄く肌に浸透する。しかし、100％の物を売っているところは少ない」
などという文が載せられている。
