故・若松孝二監督の

講演会?討論会?みたいなのに
行ったとき、たまたま痴漢
冤罪の映画『それでも僕は
やってない』が流行った後
くらいで。氏は、あれは社会
問題とされることにたまたま
巻き込まれた個人を描いている
だけで社会への視点が
ほとんどない。映画ではあるが
社会派映画と呼ぶべきではない、と。
https://mobile.twitter.com/jiro6663/status/1087241065701113856

まあ、でも、それももう
10数年前の話で。その頃、
個人の外部が想像できない、
社会のあり方を捉えることが
できない、といわれた若者たちは
もう立派な「社会」の中堅な
わけて。その結果として、
その頃から流行り始めた自己
責任イデオロギーもすっかり
世論の基調として定着してしまったし。
https://mobile.twitter.com/jiro6663/status/1087242640309932032

で、みんなが社会という枠組み
への関心を失ったかというと
そういうわけでもなくて、
ワイドショーなんかで(一時期
流行った心の闇みたいな"心理学
ちっく"な視点ではなく)「社会」
を語る若い学者さん風の
人には妙な人気があるし。
https://mobile.twitter.com/jiro6663/status/1087243679109066752

なんか若松監督が指摘してた
ような社会への想像力や
リテラシーみたいなのが欠如
したまま社会科学ちっくな
物言いだけ妙に持て囃される
のって危険だよなあ、、、と
思ってたら、「カースト制も
良いところはある」というよう
なトンデモが「思考実験として
面白い」と喝采されるような
ところまで退化してきて
https://mobile.twitter.com/jiro6663/status/1087245145748078597

10年前にこの傾向への指摘を
聞いた時はこのままみんな
「社会」への関心を失うのかな
と思ってたんだけど、逆に変な
意味でニーズが高まってきて、
なるほど単なる道具になるのか、と。 https://mobile.twitter.com/jiro6663/status/1087245679104118784

だから、理系のトンデモ科学
と同じで、「専門ではない人」
の方が人気あるんだろうなあと思う。https://mobile.twitter.com/jiro6663/status/1087246392517570560